もくじ 1.2020年に訪れたオーストラリアの大きな変化 2.オーストラリアでの自転車ルール 3.罰金はいくら? 1.2020年に訪れたオーストラリアの大きな変化 コロナが世界で猛威を振るって以来、オーストラリアではいち早くリモートワークが推奨され、都市部では交通機関の利用ルールが変わりました。 私の知り合いの間でも、多くの人が自宅勤務に切り替わり、オンラインを通じて仕事をすることに.. 私のお仕事である留学関連に関わる方とのミーティングもすべてオンラインに切り替わりました。 その中で起こった大きな変化は、 「自転車利用者の増加」 リモートワークが増える一方で、店舗や現場に足を運ばないと仕事が始まらない方々がいますので、そういった方たちはオフピークをうまく利用したり、自転車を利用し始めているようです。 オーストラリアの自治体もサイクリングロードを増やす政策を推し進めています。 2.オーストラリアでの自転車ルール オーストラリアの自転車ルールは日本とは大きく違います。 例えば、主に歩道を走る日本のルールとは違い、車道、または自転車レーンがある場合は自転車レーンを走ることが原則です。 それから、 ・二人乗り禁止 ・手放し運転禁止 ・ブレーキやベル(ホーン)が付いた自転車に乗ること ・夜間はライトを点灯すること ・ペットを載せてはいけない 日本ではペットを載せて散歩をする人をよく見かけますが、これはオーストラリアではダメな行為ですね💦 州によってルールは若干変わります。 NSW州の場合 ・ヘルメット着用 ・歩道を走行してはいけない ・ベル付きの自転車を利用する ルールを破った場合は、罰金が科されます。 詳細はこちらPhoto ID and Fines Campaign 長い急坂が多く、交通量も多いシドニーシティ周辺のサイクリングはあまりお勧めしませんが、郊外には自転車レーンが広がり、サイクリングはおすすめです。 VIC州の場合 ・ヘルメット着用(但し、宗教的、文化的理由がある場合、健康上着用できない場合を除く) ・歩道を走行してはいけない ・乗車時に携帯電話の使用禁止 ルールを破った場合は、罰金が科されます。 詳細はこちらhttps://www.legalaid.vic.gov.au/sites/www.legalaid.vic.gov.au/files/vla-resource-bike-law.pdf シティ内は緩やかな傾斜となっていますが、道も広く走行しやすいです。乗用車以外には、トラム、バスの交通量が非常に多いのが特徴です。 QLD州の場合 ・一部歩道を除いて歩道を走行してはいけない ・ヘルメット着用(但し、宗教的、文化的理由がある場合、健康上着用できない場合を除く) ルールを破った場合は、罰金が科されます。 詳細はこちらhttps://www.qld.gov.au/transport/safety/rules/wheeled-devices/bicycle ケアンズ、ゴールドコーストは留学生の移動手段として自転車が人気があります。交通量はそれほど多くなく、坂も少ないことから自転車での通学、通勤はとても便利です。ブリスベンは交通量が多いですが、シティ周辺にはサイクリングレーンがあり、比較的走行しやすい環境です。 3.罰金はいくら? 破ったルール、州によって罰金は変わってきます。 NSW州 $71~$425 同じような違反でも内容によって罰金の額が変わるようです。 VIC州 $155~$398 QLD州 $121~$365 ヘルメット未着用の場合は$121! 留学生がヘルメットをせずに罰金を科されたという話はよく聞きますので、留学生や旅行客であってもルールを違反した場合は容赦なく罰金を取られてしまいます。 オーストラリアで自転車を乗るときは各州のルールに従って安全な運転をしてくださいね!