オーストラリアのホームステイ・相談例と提案!

前回に引き続き、オーストラリアのホームステイについてお話ししていきたいと思います。
留学生からよくいただく相談
私がオーストラリアで留学生をサポートしていた時は、
本当にたくさんの悩みや相談を受けていました。
内容には共通項があって、多くは、
「文化や考え方、価値観の違い」
による戸惑いからくるものが多いようです。
具体的にどのような相談を受けるかというと…
・ケース1:ホームステイでどう過ごしたらよいかわからない
→相手に合わせるのを得意としている人が多い日本。
「自分の家のようにリラックスして過ごして」
と言われても何をしたらよいのかわからない…。
そんな相談もあります。
基本的に18歳以上の成人の場合は、ホストファミリーと四六時中行動を共にすることは少ない傾向にあります。
自分の身の回りのことは自分でできることが前提ですので、基本的には行動は自由です。
自由なだけに、どう過ごしたらいいかわからない…
という悩みが出てきてしまうのかもしれません。
解決策
例えば、休日にファミリーの買い物に同行したい、
子供のサッカーの試合をファミリーと一緒に見に行きたい場合は、
自分から「一緒に行きたい」と声を掛けるのが重要!
誘われるのを待つのはあまり得策ではありません。
家や部屋でゆっくり休みたい時は、ファミリーに誘われても断ることもできますし、
自分の意思を伝えることはオーストラリアでは決して悪いことではありません。
大事なことは
「自分はどうしたいのか」
ということなのです。
ケース2:英語が通じず、ファミリーと話すのがおっくうになってしまう
→到着後2,3日は身振り手振りを交えて一生懸命伝えようとしたが、
だんだんと疲れてきてしまった。
ホストファミリーに何度も(聞き取れなくて)聞き返すのは悪い気がする…
そんな相談もよくあります。
解決策
これはもう仕方のないことです。誰もがはじめは同じような経験をします。
言語を学びに来ているわけなので、ある程度は割り切ることも必要です。
英語ができないことを認めて学ぶ姿勢を持つ
ということがまずは大事なことではないかと思います。
英語での生活に慣れていない人にとって、すべて英語での生活はとても大変に感じるかもしれません。
ですが、ホストファミリーはそれを理解して留学生を受け入れています。
言葉が通じずに何度もやり取りをしたとしても、困惑されても、気にせずチャレンジし続ける気持ちを持つことが大事です。
空気を読むのが得意な日本人!
相手のことをついつい考えてしまいがちですが、遠慮するあまり、
ホームステイであまり会話ができなかった、
英語力が伸びなかった、
と、後悔する前にできることをやってみること!
これも必要じゃないかと思います。
まとめ
遠慮がちな日本人。「ちょっと図々しいお願いかな?」と思うくらいの接し方でちょうどよい!かもしれません。
自己主張や意見を言うことが、時には、
「わがまま」「我が強い」「空気が読めない」
と非難されてしまう日本。
オーストラリアでは真逆で、自己主張ができないと快適に暮らすことさえできませんので、
気持ちを切り替えることが大事ですね!