オーストラリアのホームステイ・感じたこと
私が実際にホームステイをして感じたこと
前回に引き続き、ホームステイについて書いていきたいと思います。
私には3回のホームステイ経験があります。
・1回目ははじめてオーストラリアに留学した時
・2回目は研修で短期でホームステイをした時
・3回目は出張時にしばらくホームステイをした時
になります。
1回目 のホームステイ
ごく普通の一般家庭のお宅で、70代のおじいちゃんとおばあちゃんとの生活でした。
休日には子供や孫がステイ先を訪れ、にぎやかになることもありました。
シティまではバスで40分。
しばらくはドキドキしながらバスに乗っていたのを覚えています。
2回目 のホームステイ
少しシティから離れた場所にある大きな敷地のステイ先でした。
シティまでは交通の便は悪かったけれど、敷地内にはテニスコートがあるという大きなお宅でした。
3回目 のホームステイ
アジア系のご夫婦のお宅で、マザーの作る料理がとっても美味しいお宅でした。
途中から中国人の留学生が加わり、時間があるときはおしゃべりを楽しんでいました。
3回目ともなると人のお宅にステイすることに慣れ、自分のペースで生活ができるようになった気がします。
ホームステイの感想
3回のホームステイ経験を通じて、小さなことからすごく驚くことまで 色んな発見がありましたよ~。例えばこんな感じ↓
・朝食はセルフサービス
・食器の洗い方が日本と違う
・洗濯は週に1回
・男性も家事、育児に積極的に参加する
・夜寝るのが早い
ホームステイに対するイメージ
「ホームステイ」というと、みなさんはどんなイメージですか?
ファミリーに身の回りのお世話をしてもらったり、英語を教えてもらったり…
外国から来た留学生にみんなが注目して、世話を焼いてくれて、にぎやかなファミリーに囲まれて…
な~んてことをイメージしている人もいるかもしれません。
ずばり!私がはじめてのホームステイで感じたのは、
ファミリーは四六時中、留学生にかまっていられるわけではない!!
そりゃそうですよね(笑)
仕事もあるし、自分や家族のこともある。
私はもう成人(当時20代)ですし!
でも、頭では分かっているけど、な~んとなく寂しい感じがしたのを覚えています。
それは…
つまり…
ファミリーの問題ではなく、
自分の問題だったのです💦
寂しさの正体は・・・
ずばり・・・
ホームシックですね!
とても優しく素敵なファミリーだでした。
空いている時間は一緒にビーチに行ったり、ショッピングに行ったり…
でも、
何か心が埋まらなかったことがありました。
それは、
きっと、
こんな理由からだと思います。
理由1
・言いたいことがうまく伝えられない
理由2
・相手の言っていることが理解できない
理由3
・異文化、考え方が違う人たちとの共同生活
言語の壁、文化の壁によって、少し孤独を感じたのかもしれません。
1回目に比べると、2回目、3回目はホストとの交流が楽しく、
毎日顔を合わすのがとても楽しみでした。
きっと、成長したのですね~
ホームステイをコーディネートした経験から感じたこと
留学生という立場から、数年後は留学生をサポートする立場になり、今度は留学生の為にホームステイをコーディネートすることになりました。
その時に感じたことは、こちら↓
ホストファミリーにもリクエストはある
ということ。
例えば、
・女性の留学生の受け入れを希望
・できるだけ長期の学生を希望
など。
留学生の希望があるように、ファミリー側にも要望があったりします。
ちなみに、
オーストラリアでは、喫煙者の受け入れはとても少ないです。
日本よりもはるかにタバコの匂いを嫌がる人が多いのです。
・外で喫煙すればOK
という家庭もありますが、
・外で喫煙したとしても匂いがついた服やカバンなどを部屋に持ち込んでほしくない
という人もいます。
ホームステイ手配を経験したことにより、留学生側からだけでなく、ホストファミリーからの声を聴く機会も増えました。
例えばこんな感じ↓
要望その1
・もう少し部屋の整理整頓をしてほしい
要望その2
・電話の話し声やシャワーの音が響くの夜更かしは控えてほしい
など。
留学生の間では、「当たり」「外れ」とよく話題が出るホームステイですが、実はファミリー側も、
「ほとんど英語が話せない、異文化から来るはじめての留学生を受け入れる」
というチャレンジがあるのです。
つまり、
留学生がはじめてのホームステイに不安を持つように、受け入れるホスト側も感情はあるのですよね。
まとめ
日本の文化から飛び出したばかりの日本人留学生はホームステイで戸惑うことは多いですが、文化を学んで慣れてしまえば、快適に過ごせます。
出発前にオーストラリアの文化や簡単なコミュニケーション英語を学んでいくと、
よりファミリーとの距離が縮みますよ!
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