オーストラリアのビーチでの注意点

オーストラリアのビーチ

オーストラリアと言えば、

大自然や、美しい「ビーチ」を想像する人が多いと思います。

オーストラリアのビーチの数は、

なんと 11,761!

どこの都市に留学しても美しいビーチに行く機会があると思います。

今回はオーストラリアのビーチでのマナーや注意事項、安全情報などをご紹介したいと思います。

とても大事な情報なので、ぜひ読んでみてください。

実は…

私がゴールドコーストに住んでいたころ、日本人観光客が不幸にも海難事故に遭ってしまったことがありました。

当時、マリンスポーツをしていた私もオーストラリアの潮の流れの速さに

「怖いな」

と感じたことがあり、とても気が引き締まる思いがしました。

オーストラリアにはとても美しい海が沢山ありますが、ビーチライフを楽しく送るためにはルールや注意事項を把握する必要があります。

オーストラリアの子供たちは、小さなころから海で泳いだり、海の怖さを教わったりしていますが、

日本から留学する私たちは、海に対する知識は少ないかもしれません。

留学生の皆さんに、オーストラリアで安全なビーチライフを過ごしていただくために、ぜひ知ってほしいと思います!!

SURF LIFE SAVING AUSTRALIA

  サーフライフセービングオーストラリアはオーストラリアの海岸線の安全を守り、海岸での事故防止活動や救助活動をする組織です。

オーストラリアのビーチに行くと、赤と黄色の帽子をかぶったライフセーバー達をよく見かけます。

オーストラリアのビーチでは、彼らのようなライフセーバーが、ビーチを訪れた人たちの安全を守り、ビーチのコンディション情報なども提供してくれています。

実際にビーチに行くと遊泳区域には旗が立てられていて、波の高さや注意情報がボードにかかれています!↓↓↓

この日はサイクロンが来ていて、ビーチは全面閉鎖。

美しい海でもたまにはこういうことがあります💦

ビーチでの注意事項

1.Rips/Rip Currents(離岸流)について知ろう!

こちらはオーストラリアの語学学校などでもよく見かけるポスター。Rips(離岸流)について書かれています。すべて英語で書かれているので、ついつい見落としてしまうという人も多いと思いますので、日本語字幕版の動画をご紹介します~↓↓↓

ご覧のように、海には岸に打ち寄せる波とは反対に海へ押し出される流れがあります。その流れに乗ってしまうと、知らず知らずのうちに沖に流されてしまうということがありますので、注意が必要です。

離岸流に流されてしまったら…

万一、離岸流に流されてしまったらの対処法です↓

余裕があれば自分で動いてみるのも一つですが、決して無理をせず、早めにライフセーバーに助けを求めることが大事です。

一番やってはいけないのは、離岸流に逆らって泳ぎ続けること!

体力が消耗し、岸に戻れないことでパニック状態になることもあります。

2.遊泳区域で泳ぐ

メジャーなビーチにはライフセーバーがいて、遊泳区域が設けられています。比較的潮の流れが緩い遊泳区域で泳げば安心です。

3.Marine Stinger(クラゲ)に注意

オーストラリアには毒を持ったクラゲがいます。刺されると最悪死に至るケースもありますので注意が必要です。

海岸によく打ち上げられているBlue Bottleブルーボトル↓

https://www.sbs.com.au

とてもきれいなのでつい触れたくなってしまいますが、海岸に打ち上げられて死んでいても毒はありますので注意!!

オーストラリア北部に生息する毒クラゲ

Irukanji イルカンジ↓

https://www.goldcoastbulletin.com.au

グレートバリアーリーフやケアンズ周辺のビーチでマリンスポーツをする際は「Singer suit」スティンガースーツと呼ばれるウェットスーツの着用を勧められます。

*あまりカッコ良いスーツではありませんが、着用をお勧めします。

4.ワニに注意

ケアンズがあるクイーンズランド北部からダーウィンがあるノーザンテリトリー、ウェスタンオーストラリア北部の海岸線にはワニが生息しています。

特に湖や川と海の合流地点、川の近くのビーチでの遊泳はお勧めしません。

ちなみに…

遊泳できるビーチには旗が立ち、ライフセーバーがいますのですぐにわかりますよ。

5.サメに注意

サメとの遭遇を避けるためにはサメが食事を摂るとされている夕暮れ時や夜明けの遊泳は避けたほうがよさそうです。

ビーチによってはサメ除けのネットが張ってある場所もあります。

6.その他

シュノーケリングやダイビング中はこんな動物にも触らないように気を付けましょう↓

https://www.perthnow.com.au

Blue Ringed Octopus ブルーリングドオクトパス

きれいなものには毒があるのですね~。

まとめ

・ライフセーバーが出している海のコンディションをチェックしよう!

・泳ぐときは旗と旗の間の「遊泳区域」で泳ごう !

・海に入る際は、クラゲ、サメ、ワニ情報も見逃さずに!

最後に、海水浴をする際の注意事項についてまとめの動画をご紹介します↓

  • Yukie
  • オーストラリア専門・留学&ワーホリサポート会社
    オージースタディ代表YUKIE

    ・オーストラリア移住歴8年
    ・サポートした留学生は2000人以上

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